CET TRIP 2009.12

2009年12月に東東京エリアで行われたCET TRIP 01 http://www.cet-trip.com/
カガリはP2Gで行われた作家16組によるトウキョウカオスチックマーケットのオーガナイズと最終日にエンゼルラウンジで行われたファッションショーにカバン提供という形でちょろっと参加させて頂きました。
CET TRIPというプロジェクトには私もP2Gとして企画段階から関わっており、これから定期的にイベントを打って行く予定です。

P2G collection

2009年11月3日から10日の日程で行われたP2Gの初コレクション展。
企画からセレクトまで全てカガリの独断に基づき行動さして頂きました。
サブタイトルは「Matter ingot」
Matterとは物質、事柄、問題、事態という意味。
ingotは純度の高い金属塊。金の延べ棒とかね。
今回の展示コンセプトはアフォーダンス(affordance)に近い考えで、
 ー制作のイニシアチブは作家にあるのではなく素材にあるのではないのか?ー
 ー作家という職業は素材に潜んでいる形や情報を掘り出して展開しているに過ぎないのではないのか?ー
という疑問に基づいて、特殊な解釈で素材を用いて作品を発表している9組を集めました。
例えば
コンクリートの指輪。鉄のプラモデル。鉄のジュエリー。印画紙の絵画。フィギュアのジュエリー。
壁のカバン。カラスのクチバシネックレス。85個のランプを束ねたシャンデリア。同じアングルでただ光を変えて撮られ続けたコップの写真。
素材の解釈に込められた作家の思考を紹介出来る展示を出来たのではないかと思います。

形状劣化

あるギャラリーの人がボクのカバンを日常で使う事に対して「勇気のいるカバン」と言ったことがあります。
なるほど、確かに。
ただでさえ白いカバンは敬遠されがちなのに、さらに壁の穴埋めに使うパテを塗っている、なんて言われたらどんな風になっていくか想像しづらいかもしれませんね。
これを言った人はカバンを買ってくれて、それはもういい感じに汚して使ってくれてます。だからこそ、実感のこもった言葉だなぁ、と。
そんなわけで、ウォールシリーズを使い込むとどうなるかをリポートします。
 
右端の写真は使用期間およそ1年。  週4日くらいの頻度でガンガン使ってました。
中央の写真は使用期間およそ3ヶ月。 期間こそ短いですが、週5、6で使いこみ、さらに海外旅行にも持って行って酷使しました。
左端の写真は使用期間およそ2年。  これは自分で使っていたわけではなく、知り合いが使っているものを撮らせてもらったもの。
使い込んで行くうちに共通して起こるのは、ひび割れと剥離と色移り、あともう一つは柔らかくなる、大体この4つです。
革がなじむのとパテが細かくひび割れるのと相まって、使い込むうちになじんだ風合いになってきます。
ウォールシリーズで使用しているパテは通常のペンキ等とは違い、かなり皮膜が厚いのが特徴。
塗料というよりも樹脂といったほうが感覚として近いやも。
部位によっては1mm以上の厚みを誇るこのパテ、この厚みゆえの凹凸、壁っぽさ、彫刻っぽさに魅了されて、作り続けているわけです。
細かいひび割れの中に色が染み込み、それ自体が模様のように汚れていく様は、このカバンを使って行くなかでの醍醐味の一つだと思っています。
とはいえ、好みというのは無数にあるもの。
上記の写真を見て、「汚い」と素直に思う方には本当におすすめしません。
「ある意味で美しい」と思える方なら、ぜひ。
どのようにして作られているか、などはこのページを参考に。
presentation
こちらは使い込んだモノ達を追跡したページです。
形状劣化

オランダ TASSEN MUSEUM

今回はいつもとは少し趣を異に、途中経過での報告です。
アムステルダムにあるタッセンミュージアム(鞄博物館)にて、ちょっとしたプレゼンをして来ました。
個人のカバンコレクターが持っていた収蔵品をメインに、中世から現代までのカバンを網羅している博物館なのですが、本当に歴史的に価値あるものが見れます。
例えば写真中央にある船の形をしたポーチは某有名豪華客船ーまぁタイタニック号なんですがーその一等客船の乗客に配られたもの。他にもココ・シャネルのクラッチバック、ヴィトンの旅行カバン、葬儀の場などで使われたモーニングバックとモーニングジュエリー。貴族の装飾的なシャトレーン、オートクチュールの匂いが強い全面ビーズ細工、今だったら条約が気になるヒョウの顔をそのまま使ったりアルマジロそのものがカバンになっているもの、などなど。
見応えは充分です。
でも
悲しいかな博物館。見せ方は、むかし遠足でこんなとこに来たなぁ、、と思わせるディスプレイです。
現代の、かっこいいカバンも少し展示されているのですが、隅っこに追いやられてました。
オランダのデザイナーが作った、フェルトにリアルな拳銃が埋め込まれた作品とかいいものがあるんですけどね。
と、まぁとにかくカバンの歴史が見れる博物館です。
実は、カバン全体の歴史を見れる場所ってのはものすごく珍しいんです。
工芸として、1技法や民族、1ブランドだけの博物館は結構あるけど、カバンの歴史というくくりはここぐらいかもしれませんね。
そんな場所で現代的な展示が出来たら、おもしろいかも?と思って行きました。
気分的には、お城の天守閣、刀がガラスケースに入っているような横でいきなりインスタレーション、みたいなノリの事が出来たらねぇ、、と。
 
果たしてどうなる事やら。
 
もしオランダにアムスに行く機会があればちょっとよってみるのもいいかもしれないですよ。

wall 03 @ROCKET 2009.5.8-5.19

ROCKETでの個展、wall03
右の写真、正面の数字と床の方位はROCKETが建っている場所の緯度と、そこから計算したこの場所の自転速度の概算。方位はその方向と小数点以下を四捨五入した速度。
地球を真球と仮定、赤道を4万キロ、一日をきっかり24時間とした場合の概算なので完全に精確な数字ではないけど、大体合ってます。
実はこのギャラリー、天高が恐ろしいほどあって(8m)どうにかその天高を生かせないだろうかと考えて、考えぬいた末によしやってみようと実行に移したこの案。
建築物も壁も本当は音よりも早く動いてるんだよ的な演出はいつかやってみたかったし、この場所の名前ならではの演出になってよかったのではないか、と。
ちなみにギャラリーROCKETの自転速度は東の方向に約376m/s
音は空気中の場合、340m/s
あくまでも空間構成における演出の一つなので、深く考えたら負けです。

クラスカ Mix room 2009.2〜

目黒(最寄り駅は学芸大学)にある一風変わったホテルCLASKAの8階、Mix roomというイベント。
一つの大きな空間に大勢のアーティストをぶちこんでそいつ等に好き勝手やらせようというありそうでなかった楽しいイベントです。
このMix room。実はまだ出品しています(2009年5月現在)
どんどん新しいアーティストが入って来ています。
また、月ごとのパーティでは著名なミュージシャンのDJイベントがあったりと何かと賑わってますね。
とりあえず8月まではカガリもいます。

P2G受注会

P2Gでのジャンクマンとカガリの合同受注会。

アーキュレット

2008年9月
表参道にあるリーバイスのショップ「アーキュレット」でのイベント。
西洋的な作りの門をくぐり外にある階段を上がっていく、隠れ家みたいな作りとか、ピンク色の内装がおもしろいショップだったのですが、残念ながらいまはもうないです。
2008年の8月〜12月にかけては他のイベント、マイクロワークス主催の神楽坂「バザール」や、横浜トリエンナーレのイベントショップ「ゴールド」などのおもしろイベントに参加したのですが、残念ながら写真素材がないのでテキストでの報告だけに留まっておきます。

wall 02 @P2G

2008年4月に行われた、P2Gでの二回目の個展の模様。
右側の壁に掛かっているのは、牛半頭分の革をそのままパテで固めたもの。

P2Gクリスマス レッドエキシビション

2007年のクリスマスに開いたP2G企画展、レッドエキシビション。
様々な作家に「赤けりゃなんでもいい」をテーマに作品を制作してもらい展示、販売を行いました。
中には赤いミュージックを作って来た強者も。
ボクは写真とオーガナイズで手一杯で作品は作らなかったです。